岡本野菜の畑は森の中と同じ
「農薬が要らない理由」
森の中の植物は肥料が無くても
農薬が無くても、健康に育ちます。
森の中の土の上には落ち葉が降り積もり
ゆっくり分解されて土となります。
地面は見えず、常に落ち葉で保湿されています。
科学的なものが入らなければ
木や落ち葉を分解する糸状菌や
微生物たちが活躍する多様性のある
生命力に満ちた土となります。
そんな環境で育った野菜は健康です。
ビタミンCやポリフェノールなど、
虫が体内で消化しにくい抗酸化成分を
野菜体内に作り出すことができ
虫に食べられにくくなります。
病気にもかかりにくくなります。
栄養価の高い、人が食べるための野菜となります。
殺虫剤や殺菌剤などの農薬は要りません。
これが無農薬で野菜が育つ理由です。
「化学肥料と農薬はセット」
化学合成された肥料を使うと
栄養価の低い、不健康な野菜に育ちます。
(一般的な野菜の栄養価が50年前の10分の1になった理由です)
虫に食べられやすくなります。
(殺虫剤が必要です)
病気にかかりやすくなります。
(殺菌剤が必要です)
化学肥料を使うなら、農薬もセットで必要な理由です。
「森の中を再現して安心安全野菜」
畑でどのように森の中を再現するのか?
森の中には、折れた木、小枝、落ち葉などの
有機物がたくさん落ちています。
それと同じです。
畝の中に丸太を置き、小枝、落ち葉、枯れ草など
炭素率の高い有機物をたくさん入れます。
糸状菌や微生物が活躍できるように
有機物の層、土の層などのバランスを工夫します。
雑草は、光合成を行いながら
根を通じて土の中を健康に保つため
野菜の育成に邪魔にならない程度に
刈らずにそのままにしておきます。
除草剤すら要らない理由です。
これだけです。
木や落ち葉などの有機物を集めれば誰でもできます。
肥料は?
最初に少しだけ
発酵させた米ぬかなどで応援してあげれば
あとは何も必要ありません。
森の中に肥料はありません。
肥料を入れないから
人体に悪影響を及ぼす硝酸態窒素の
少ない安全な野菜が育ちます。
これも美味しさの理由です。
木や落ち葉を分解してくれる糸状菌たちが
野菜の根とつながり、野菜が育つのに必要な
窒素などの栄養を与えてくれます。
野菜は光合成で得た栄養素を
自分が成長するだけに使うのではなく
自分を育ててくれた糸状菌たちにも
分け与え、共存サイクルが出来上がります。
このサイクルが上手く回るようになるには
少し時間がかかりますが、一度できてしまえば
どんどん良くなり、森の中と同じ環境を
より再現していくことになります。
「あとは栽培管理して収穫するだけ」
これが私は苦手です。
誰か代わりにやってください。
手伝ってください。
一緒にやってくれる方いませんか?
給料は野菜です。
冗談です。
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